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評価機関 株式会社 服部メディカル研究所 
サービスの種類 通所介護(デイサービス)
評価年度 平成15年度  
事業評価実施日 2004年2月10日から2004年3月3日
  
特に優れている点
 @重度痴呆要介護者を受け入れ、利用者の尊厳に配慮したあたたかなサービス
    痴呆症のお年寄りに対応する姿勢・言葉掛けに温かいものがあり、利用者の
    尊厳への配慮も行き届いている。  
 A利用希望者を拒まず360日のサービス提供
    他サービスでは受け入れてもらえない利用者も拒まず受け入れをしている。
    日祝日(年末年始を除く)営業努力がなされている。  
 B地域に開かれたサービスの実践
    「助けられたり,助けたり」の精神に基づき、地域での講習会・音楽会・会食会
    を通した痴呆高齢者への理解促進等、地域との交流が積極的に行われてお
    り、組織としての透明性が高い。  
特に改善を要すると思われる点
 @安全管理の強化
    建物の構造的な限界に配慮し、災害発生時への万全の対応が望まれる。  
 A
栄養バランスを考慮した美味しい食事の提供
    おいしい食事の実現に積極的な努力が必要に思われる。メニュー内容の方策
    をとること、個々人の好み、身体状況に対応した食事内容を食事に反映させる
    ことが、利用者にとって楽しみの一つを提供できると思われる。  
 B通所介護計画書の内容の充実
    適切な個別介護のサービス提供はなされているが、通所介護計画書の作成が
    望まれる。  

サービス提供のプロセス項目
サービス情報の提供・案内  評点 4
  ■サービスの内容については広報活動も活発で外部にもわかりやすく情報の提
   供がなされている。
  ■代表者自らが痴呆高齢者のケアについて理念をもち携わっており、常に新しい
   情報をホームページにて掲示・公開している。
  ■体験見学等取り入れサービスへの理解の場をつくっている。   
サービス開始時の対応  評点4
  ■利用対象者が痴呆高齢者であるが故に、契約前に説明に時間を充分にとり、
   利用者・利用者家族との連携が図られており、新規利用者にとって速やかに
   安心の場所の提供をしている。利用者の定着率は高く、利用率も高い。
  ■担当ケアマネジャーを通してサービスの内容の確認を行い、サービスを利用後
   の利用者の変化等の評価ができる関係をつくっている。
  ■利用開始が決まると1週間後に利用が可能な体制をとっている。   
標準的サービス水準の確保 評点3
  ■利用者中心の接遇がなされている。
  ■開設時からのベテランリーダー職員によるスタッフ教育がなされサービスの
   水準が保たれている。更に人材育成を効果的に行っていくためには水準的
   なサービスマニュアル等の作成が求められる。
  ■通所介護計画書の見直しが不十分におもわれる。
個別対応の重視 評点3
  ■利用者の個別情報をよく把握し、臨機応変に対応しており、利用者、家族の
   期待に答えようと努力している。
  ■通所介護計画書の作成が不十分であり、適正な頻度で見直しされていない
   ため、利用者、家族の意向等をどう反映させるかなど組織としての姿勢があ
   いまいである。利用者、家族の同意を得るよう努めることが望まれる。利用者
   個々人の情報を整理し、記録化されることが必要に思われる。
安全管理  評点2
  ■消防署が隣接され、医療機関も多くある地域特性があるが、利用者の健康
   と安全に対するリスク対策が不十分である。
  ■高層階である為に災害時に対応できる訓練が困難だが、防災管理者教育
   など数名が受講している。実際に利用者を誘導し、階段を利用する避難対
   策を行う必要があると思われる。
要望・苦情・トラブルへの適切な対応  評点3
  ■高層階である為に災害時に対応できる訓練が困難だが、防災管理者教育など
    数名が受講している。実際に利用者を誘導し、階段を利用する避難対策を行
    う必要があると思われる。
  ■独居利用者に対しては、同一法人が経営する訪問介護との連携を図り、適切
    な対応を行っている。
地域との交流・連携  評点4
  ■利用者が主体による音楽会や会食会・痴呆症状の理解のための講習会を通
   して地域との交流機会を多く持ち、事業所を地域に開放している。
サービス提供のプロセス項目
利用者の状態や要望が食事等サービスに反映されるような支援の方策がとられている
  ■調理士が事業所内で調理・配膳を行っており、厨房が狭いが工夫の跡が見ら
   れる。しかし、献立の工夫・量の工夫・味付の工夫などの更なる検討が望まれる。
  ■給食懇談会を含め家族の意見も聴取し、食の改善を行うことが望まれる。

利用者の状態や要望が入浴等サービスに反映され、安全が確保されるような支援の
方策がとられている   
  ■一部家族からの要望もあるが、建屋構造、給排水問題、防露工事などとの関連もあ
   り、入浴設備が設けられない。しかし、入浴のための時間を諸活動に有効に用いている。
  ■日当りが良く床暖房が完備し、居心地が良い。
利用者の負担にならないよう送迎サービスが工夫され、安全が確保されるような支援の方策がとられている
  ■車輌4台でベッドからベッドの送迎を行い、1車輌に職員2名体制で安全を確保して
   いる。短時間送迎を心掛けている。
利用者の生活機能向上や健康増進を目的とした機能訓練サービスが工夫され実施されている
  ■理学療法士・作業療法士・言語療法士等の職員の配置はない。外部から時々専門家
   を招き指導を受けている。
  ■車椅子での移動は避け、トイレ誘導など出来るだけ歩行介助を行い、外出も頻繁に行
   われ日常生活リハビリを目指し、利用者の日常生活動作レベルが長期間に保たれると
   いう成果となって現れている。
自立を促すような工夫(アクティビティ等)がされ、利用者の活動が健康で明るくなるようにしている
  ■利用者は会話もはずみ、通所介護での生活を楽しんでいる。
  ■アクティビティは数種類用意されているだけでなく、個々人の状態・ニーズを見極めた上
   でアクティビティ・プログラムが構成され、利用者の機能維持、向上に役立っている。
  ■職員の能力を活用しているが、更にアクティビティ・プログラムを適切に使いこなせるように
   全職員の技量を向上させる必要がある。   
プライバシーの保護、人権の擁護が徹底している
  ■利用者への職員の言動は利用者の尊厳を冒さないように充分配慮されている。
  ■一切の拘束がなく、利用者はのびのびとしている。
  ■利用者家族からの相談等に対しては、利用者の立場に立って助言とをおこなっており、
   家族との信頼も深い関係が出来ている。  
事業所と家族との交流・連携は緊密に行われている
  ■連絡ノート活用で家族は本人の様子がわかり安心されている。また、職員の気配りの
   良さがなにより家族に感謝されている。
  ■送迎時の職員の挨拶や介護の接し方も丁寧で、安心して利用ができるサービス提供
   がなされている。
  
利用者調査結果
利用者調査実施期間   2003年12月2日から 2004年12月24日   
評価機関名  株式会社 服部メディカル研究所
調査概要

  
調査対象:ほっとステーション:痴呆専用単独型通所介護の利用者55名の家族に対して、
アンケート調査を実施。有効回答数46名であった。対象利用者の男女比は1:9、平均年齢
83歳。平均要介護度は3であった。

  調査方法:アンケート回収:事業所より家族にアンケート調査の実施について説明を行い、
返信先を第三者評価機関宛とし、プライバシーの保護に配慮をおこなった。
83.6%の回収率を得た。

  
利用者総数: 55人     調査対象者数: 55人     有効回答者数: 46人  

  
調査対象者数に対する回答率: 83.6%   

  
調査項目共通評価項目
調査結果のコメント
日当たりも良く、ゆったりとしたスペースを持ち、利用者の意向を尊重したサービスを提供され
ている。職員と利用者間のコミュニケーションが良好な関係が作られている。利用者が安心し
て落ち着ける環境である。
事業所の建物や設備は、あなたが安全に、活動できるようになっていますか
84.8% 6.5% 8.7%
いいえ:0.0%  
事業所の共用部分(食堂・お風呂場・トイレなど)は、清潔で気持ち良いですか
89.1% 8.7%
どちらともいえない:2.2%  いいえ:0.0%  
職員の言葉使いや態度は丁寧ですか(乱暴ではないですか)
95.7%
どちらともいえない:0.0%  いいえ:2.2%  無回答・非該当:2.2%  
職員は挨拶以外にも、よく声をかけてくれますか
89.1% 6.5%
いいえ:0.0%  無回答・非該当:4.3%  
(お風呂やトイレなどで)あなたが恥ずかしい思いをしないような配慮がありますか
63.0% 8.7% 28.3%
いいえ:0.0%  
あなたが職員に対して要望した内容が、その場にいなかった他の職員にもきちんと伝わっていますか
65.2% 17.4% 17.4%
いいえ:0.0%  
どの職員も、あなたに対して親切に対応してくれますか
100.0%
どちらともいえない:0.0%  いいえ:0.0%  無回答・非該当:0.0%  
あなたや家族等と事業者間の連絡は十分できていますか
89.1% 6.5%
いいえ:0.0%  無回答・非該当:4.3%  
デイサービスでの一日はあなたのペースに合っていましたか
78.3% 17.4%
いいえ:0.0%  無回答・非該当:4.3%  
車での送迎の時に、職員はあなたの安全に気を使ってくれますか
91.3%
どちらともいえない:4.3%  いいえ:0.0%  無回答・非該当:4.3%  
食事はいつもおいしいですか
76.1% 17.4% 6.5%
いいえ:0.0%  
食事の献立は工夫されていますか
73.9% 10.9% 15.2%
いいえ:0.0%  
あなたにあった食事方法(食事時間、食器・用具、介助方法等)になっていますか
78.3% 17.4%
どちらともいえない:4.3%  いいえ:0.0%  
入浴時の対応は丁寧ですか
93.5%
はい:2.2%  どちらともいえない:4.3%  いいえ:0.0%  
行事やレクリエーションに楽しく参加できますか
87.0% 6.5% 6.5%
いいえ:0.0%  
家での生活に役立つような活動・リハビリになっていますか
56.5% 28.3% 15.2%
いいえ:0.0%  
利用中に困った時、必要な介助がありますか
65.2% 26.1%
どちらともいえない:4.3%  いいえ:4.3%  
緊急時(体調不良時・ケガなど)への対応は十分ですか
65.2% 32.6%
どちらともいえない:2.2%  いいえ:0.0%  
帰りの車を待つ間も退屈しないで過ごせていますか
71.7% 10.9% 17.4%
いいえ:0.0%  
【いやな思いや要望があり、職員に話したと答えた方に】職員は、施設や職員に対するいやな思い・要望に対してきちんと対応してくれましたか
97.8%
はい:2.2%  どちらともいえない:0.0%  いいえ:0.0%  
【利用手続についての説明を受けたと答えた方に】このデイサービスを利用する前における、事業所の考え方やデイサービスの内容、支援内容など、あなたの知りたいことについてのデイサービスの職員からの説明は、あなたが理解し納得できるような、わかりやすいものでしたか
76.1% 10.9% 10.9%
いいえ:2.2%  
事業所は、あなたの身体や生活の状況、要望をよく理解していると思いますか
80.4% 6.5% 13.0%
いいえ:0.0%  


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